〇「心臓を守る生活習慣」の話

和漢研究所関連のブログ「本説(ホントツタエ)」より、
 http://hontotsutae.blogspot.com/

がんにも匹敵するほど怖い病気「心不全」は、“心臓の機能が徐々に落ち、息切れや
むくみが起こり、だんだん悪くなっていき生命を縮めていく病気”です。
心不全には4つのステージがあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病があれば、
それだけで最初のステージAに該当します。
日本の成人の2人に1人が高血圧と言われている今、それだけの人が既に心不全の
入り口に立っていることになるわけです。

血圧が高いまま放置していると、動脈硬化が進んで狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの
リスクが高まるだけでなく、症状はないまま心臓の筋肉(心筋)が徐々に厚くなる
心肥大が起こり、ステージBへと進行していきます。
心不全は、入院を要するほど重症になってしまうと、症状は改善しても心臓の機能は
元に戻らず、入院を繰り返しながら徐々に悪化していきます。そうした事態を避ける
ためには、心臓に異常が現れるステージBや、息切れやむくみなどの自覚症状が
現れるステージCになる前に、なんとか進行を食い止めなければなりません。


 心臓リハビリテーションの世界でも行われている心臓トレーニング、
それは「心拍数110程度の有酸素運動」+「少し強めの筋トレ」です。
(※心臓の病気や不調をお持ちでない方に限ります)
「心拍数110」とは、心臓に効果があり、かつ安全できる運動の強さの目安で、
「しゃべりながらでも続けられる」「息が少しあがる」程度の強さです。
例として「早歩き」「少し頑張って自転車に乗る」などがあります。
これを週3回、1回30分程度行うことがすすめられています。


「ちょいキツ筋トレ」とは、心拍数110の運動に加えて、時々少し強めの筋トレを
織り交ぜると更に効果が上がりやすいと言われています。誰にでも始められる
筋トレの例として『壁立て伏せ』があります。
 1)丈夫な壁に手をつく(間隔は肩幅くらい)
 2)壁に体重をかけるようにして腕立て伏せを行う ‥‥を、曲げ、伸ばしにそれぞれ
  3秒ずつくらいかけてゆっくりと行うのがポイントです。
  10~15回を1セットとして1日2セット行いましょう。 

※体に少なからず負荷がかかります。関節の痛みを抱える方や、体力に不安のある方
は行わないでください。

  運動する時間が取れない人は、日常の中で「心拍数110」を目指すことも大切です。
 階段の上り下りや、坂道を登るなど、「ちょっときついな」と思う動作を取り入れて
 みましょう。 
  ※疾患や外傷で、医師から運動を控えるように指導されている方はご遠慮ください。

 康復医学学会では「HM-3000(特系霊芝)」による微小循環血流の改善作用、そして
 血栓対策・酸素の供給量の促進作用が、心機能の改善に影響するデータを数多く
 保有しています。また、「コエンザイムQ-10」には心筋の血流改善効果が期待できる
 データがあります。

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